価値観や美意識の違いは楽しむべし!
- 森井恒安

- 2019年11月3日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年1月5日
どうも!渋谷でタロットリーディングをご案内してます、タロットおじさんことつねやすです。
今日、同業のフォロワーさんとこんなツイートしてました。

価値観や美意識の違いについてのお話で、どうせ違うんだからその違いを楽しんじゃおうよっていうお話をしたんですが、その境地に至るエピソードについて、ちょっと書いてみようかな。
ここでのキーは「甘納豆の赤飯」。
私は関東の子なので、赤飯というともち米と小豆を炊いてごま塩で食べるのが定番。赤飯なんておめでたい時にしか食べないので、全国的にどこも同じようなものだと思っていた…いや、そもそももち米と小豆以外の赤飯が存在するなんて意識が微塵も存在してなかった。
で、かれこれ25年くらい前の話。当時まだ20代だった私、某有名ホテルのスタッフとして働いていたんです。
当時、同じ職場で仲良くしていたお姉さんがいて、その方は北海道の小樽出身。ご実家が魚の卸しを営んでいるという事で、時々いくらの醤油漬けを持って来てくれたりしてたんですね。
で、どういう流れでその話になったのかははっきり覚えていないんですけど、たまたま赤飯の話になりまして、私はもち米と小豆の赤飯しか知らないし、他に存在しているなんて微塵も思っていなかったので、その仲良しのお姉さんの口から出た言葉があまりに衝撃的で一瞬何のことか分からなかったんですよね(;^ω^)
「こっち(彼女の地元)は、甘納豆のお赤飯だよ」
(・・?)
「甘納豆とお米を炊いて、食紅で色を付けるの」
(・・???)
「もち米と小豆の赤飯って東京に来て始めて食べたけど甘くなくてビックリした」
(・・??????)
いやいや、私がびっくりでしたよ。まず甘納豆ってお菓子なんじゃないの?
で、更に赤飯が甘いって発想が全くないから、甘くなくてビックリしたって、こっちがビックリしましたよ、マジで(;^ω^)
で、思わず口をついて出た言葉が…「え?気持ち悪」
この一言で、ガチギレされまして…そりゃそうだよね。私の配慮が無さ過ぎた。
で、コンコンと説教+甘納豆の赤飯が北海道ではどれだけ一般的なのかを説かれましたが、やはりご飯が甘いというのが全くイメージできず「いや、一般的なのは分かったけど、それ本当に美味いんですか?」と追い討ちをかける発言。
もう分かった、こんど持ってくるから!という事になり、その場はとりあえず収まりました。
で、しばらくの後。こんなやりとりがあった事すら忘れかけていた頃、彼女が「これ!」といって、プラスチックのパックに入ったピンク色の物体を私に突きつけて来ました。
「こうやって、スーパーとかお惣菜屋さんで普通に売ってるんだよ」
あ。
そこで記憶がフラッシュバック。甘納豆の赤飯の事だ。
「本当に持って来たんだ(;^ω^)」
いいから食べてみろ!と突きつけられて、食べない訳にはいきません。
その場でいただく事に…「え?美味いじゃん」
「だから、言っただろう!」
もう、この瞬間全身全霊で平謝りです。
調べてみたら、北海道や東北の一部では赤飯というと甘納豆と一緒に炊いたご飯に食紅で赤く着色したものを食べている事が分かりました。
本当にこの時に同じものでも地域によって全然違う事があって、そこに思い入れを持っている人がいるんだよなぁと。
何でもかんでも全部が同じだったら、今回のような発見やそのものに対する人の想いは生まれない。
違いを知る事は、自分の価値観や視野を大きく広げてくれるんだなと強く感じまして、この頃から違いを知って、それを体験したり感じたりする作業がとても楽しくなった。
そのお陰で自分の視野も認識もどんどん広がっていったんです。
視野や認識が広がる事が本当に楽しくなって、自分の許容範囲もどんどん広がっていきました。
勿論全てを受け入れられる訳ではありませんが、違いを楽しめる事こそが自分にとっての大きな進歩になった事が感じられて、今思うと本当にいい体験させてもらったなぁと思うのです。
この甘納豆の赤飯を教えてくれたお姉さんは、確か地元に戻ったのかなぁ。
随分前に不幸があってから、何となく連絡取りにくくなってそのまま疎遠になってしまったんんだけど、元気にしてるかなぁ。



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